黄昏と甘い蜜の香り

恋愛詩、切ない詩、散文詩、抒情詩、叙景詩、エッセイなど

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始まりのない恋の終わり

恋の終わりのその瞬間は いつも
出会った頃のときめきによく似て

心臓が一度 「トクン」と音を鳴らす

あの夏の海のさざなみのように ゆるやかで
静かに 滑るように

見つめ合う 二人
微笑みを返す 男と女

君の背中に手を回しても

君が見つめる瞳の先に 僕が存在しないように

蜉蝣が飛ぶ 鈍色の空の下
大地は震え 君の声も届かない

少しだけ冷たい君の右手が
僕の頬を撫でる

始まりのない 恋の終わり

蜉蝣が飛ぶ 鈍色の空の下
大地は震え 僕の声も届かない



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美しき鈴の音

左手に巻かれたゴールド
ブロンズの文字盤を走る秒針

待ち焦がれる時はながく
煙と微睡みに揺れる沈黙のマッカラン

目の前を過ぎ去る 君の横顔は
果てしなく遠い あの砂丘の彼方にみた
蜃気楼のように

いくら手を伸ばそうと 手にいれることはない
果てしなく深い あの夜の果てにみた
口づけのように

時は過ぎ 面影にも翳りが走る
君は傷つき やがて 癒える

悠久の時は流れ

もう一度 同じ物語を語ろうとするわたしの目は
きっと涙が溢れ出ていることだろう

取り戻す事はできない 君の優しさと 香りに抱かれて

左手に巻かれたブラック
ホワイトの文字盤を走る秒針

待ち焦がれる時はながく
煙と微睡みに揺れる悲しみのバルヴェニー




愛のカタチ

あなたの訪れをただ待つ

それだけが私の愛のカタチ

虚ろげな心の奥底

静かに流れだす時の河



言葉は時に とても残酷で

言葉は時に とても無力


一度吐き出してしまえば とても楽で

一度吐き出してしまえば 戻らない



あなたに届かぬこの言の葉は

永遠に刻みゆく 失われた 愛のカタチ


あなたの訪れをただただ待つ

それだけが私の 愛のカタチ




四季巡るように

人生とはかくも数奇に

感情とはかくも朧げに


道端に落ちた小石のごとく

宙を舞う枯れ葉のごとく


夜になれば募る夢とて

朝になれば忘れてしまう


そんな幕間劇に終わりを告げよう


四季巡るように

春の木漏れ日が いつしか夏の日差しへと移るように

秋の小雨が いつしか冬の雪へと変わるように

映る情景は さも 自然に ゆるりと・・・


この幕間劇に さよならを告げよう




MACALLAN

鼻腔の奥深く 喉元をくすぐるように流れる極上の調べ

コイーバの揺れる煙に 忘れかけた君を見た

ニーノ・ロータが流れる部屋で 氷を 1つ

グラスに注がれた 琥珀色の水は

揺らめきながら静かに 時を刻む

macallan.jpg



シェリーオークと哀しみのスモーキー



万里の丘 あの洛陽によく似た 君に近づける気がして




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